2007年キャノンデールのマウンテンバイクリジットシリーズはフレームが4種類に別れています。アルミフレームのFシリーズの「F(Furio X)フレーム」をそのFフレームを進化させた「CAFEINEフレーム」、CAFFEINEフレームを29インチホイールに対応させた「CAFFEINE 29'er」、いよいよ発売されたフルカーボンフレームの「TOURINEフレーム」です。
キャノンデールはアルミフレームの各つなぎ目をロウ材で盛って削るという手の込んだ手作業をしています。これらは一般的な溶接より手間が5倍かかり、強度が10%上がるそうです 今までのF(Furio)フレームを進化させて2007年から新登場したのが「CAFFEINE」フレームです。極限まで肉厚を薄くしたオーバーサイズ油圧成型トップチューブや従来より30%太くしたシートステーチューブがダイレクトなハンドリングと高いパワー伝達性を実現しています。「CAFFEINEフレーム」は今までのFurioフレームに比べ15%剛性がアップし、2006年モデルの上位機種にも使われキャノンデールリジットフレームで最軽量だった「OPTIMOフレーム」より60g以上軽くなっています。 ダート走行での高いトラクション性能と走破性、そしてホイールの慣性を利用したのが29インチMTBです。その29インチホイール専用フレームが「CAFFEINE」でもありそれが29'erです。 2007年モデルとして完全に新しく作られたフルーカーボンリジットフレームが「TAURIN CROBON」フレームです。ハイモジュールユニディレクショナルカーボンを使用したこのフレームはフレーム単体重量がMTBでは考えられないロードフレーム顔負けの何と1250gと超軽量です。リジットカーボンですから「RUSH CARBON」とは異なり路面からのショックを吸収しやすい味付けのカーボンフレームになっているようです。 キャノンデールのXC系リジットバイクにはフロントフォークには軽量で80mmストロークの「HEAD SHOK」とストローク感がある110mmストロークの片持ちサス「レフティー」の2種類(F5はロックショックス)があります。元々、Cannondaleといえば肉厚を薄くしながらパイプ自体は太めのアルミフレームで一世を風靡したブランドで、さらにCannondale社が独自に開発しているフロントサスペンションHEAD SHOKを採用したFシリーズは最もCannondaleらしいマウンテンバイクって感じです。さてHEAD SHOKです、外見も変わってますが、中身も非常に変わりモノです。フォーク下からハンドルに向かって角パイプをのばし、その4面を全80本の棒状ベアリングではさんで支え込むというエレベーターのような中身をしてます。さらにスプリングはエアースプリングを採用しているので、実はかなり軽量でROCK SHOXのSIDとほぼ同じ重量だったりします。しかもハンドル根元のレバーでロックアウトも出来てしまうので非常に使い勝手は良いのです。 F5とF4はアメリカのサイトには掲載されていないジャパンオリジナルスペック&カラーです。フレームは頑丈な「Furio-X」でディスク専用フレームです。F5のFフォークはキャノンデールオリジナルのヘッドショックSuper Fatty DLで80mmきっちり動き、F5のFフォークはROCKSHOX DART2で80mmストロークです。 |
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サイズ
SIZE / 適正身長 [cm]
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P
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S
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M
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L
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X
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152-165
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162-173
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170-180
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177-188
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185-193
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