2013年 PINARELLO PARIS 50-1.5 ULTEGRA
(ピナレロ パリ50-1.5 アルテグラ)

PINARELLO PARIS 50-1.5 ULTEGRA

完成車定価￥399,000


50HM1.5Kカーボン
メインコンポ：シマノULTEGRA　メカニカル

カラー/カーボン、ホワイトブラックレッド、ホワイトブルー、
ピンク(42.5サイズのみ)

サイズ/42.5EF、44SL、46.5SL、50、51.5、53、54、55、56

●定番レース用バイクが価格ダウン！！
ピナレロのレース用バイクのパリカーボンが大幅に値下げされました。フレームの形状や使用されているカーボンはそのままに、価格ダウンを実現し、より購入しやすくなっています。

●剛性が高すぎないリアルレーシングモデル
上級グレード「DOGMA」はプロレベルの選手が踏み込んで初めてしなるレベルの剛性を持つフレームですが、PARISカーボンはそれよりもやや剛性を落としたモデルなので扱いやすいです。アマチュアレーサーから実業団選手まで満足できるフレームです。

●実際に試乗してみると
もったいない！1ブランドのセカンドまたはサードグレードのバイクにしておくには非常にもったいないのが「PARIS 50-1.5 CARBON」です。レース仕様の「DOGMA」とロングライド仕様の「QUATTRO」の間にまさまれたミドルグレードの「PARIS 50-1.5 CARBON」は完成度が異常に高く、何度乗っても感じることですが、この「PARIS 50-1.5 CARBON」でしか味わえない「乗り味」が確実にあります。
「PARIS 50-1.5 CARBON」はフレーム全体の剛性感がどこか粘っこくフレーム全体がしなっている様に感じます。大パワーをこらえるだけの剛性感があり、そこそこ鋭い加速もあり、フレームのしなり感からの反発がおまけとも言うべきその後の車速の伸びになるようでスピードに乗れば乗る程気持ちよく走れるのです。しかも、過度にフレーム剛性を上げなくても良い「ASYMMETRICAL FRAME DESIGN」（左右非対称）が効いているのかスピードを乗せる過程でペダルを無理矢理踏み込んでも脚にストレスがあまり（ほとんど）こないところが良いのです。絶対的な加速は「DOGMA」に劣るもののおまけにあたる車速の伸び感が「DOGMA」にはないのであまり面白くはないのです。これは完全な好みでしょうが、もし今「DOGMAとPARIS 50-1.5 CARBONのどちらか1台あげる」と言われれば間違いなく「PARIS 50-1.5 CARBON」を選びます。