デローザ MERAK EVOLUTION(メラクエボリューション) 2012 ロードバイク・ロードレーサー大阪（CANNONDALE ROADBIKE ＆ ROADRACER）

●2012年モデルで大幅価格ダウン！！
MERAKは2000年に世界選手権を制した名車です。2011年には最新のフルカーボンバイクにモデルチェンジして復活！！そして2012年にはカラーを１色にし、生産国をイタリアから台湾に変更する事により価格を下げ、カンパニョーロアテナ完成車として発売されます。

●脅威的なスペック
MERAKはメインコンポはカンパニョーロアテナ11S、ホイールは話題のカンパニョーロ BULLETを使用しています。これまでカンパニョーロにリムのブレーキが当たる部分がアルミのカーボンディープリムホイールが無かったのですが、2012年に満を持してリリースされるのがBULLETです！！さらにサドルはセライタリアの超軽量サドルSLRを装備しています。そのような完成車で50万円を切るのはすごいです。

●剛性が高すぎず、安定性の高いフレーム
この冬に2011年モデルMERAKの試乗をしたのですが、安定感の高さに驚きました。見た目は太いカーボン製フレームなので剛性感が強い自転車に見えるのですが、実際走ってみるとフロントフォークとバックフォークの安定感がきわめて高く、ちょっとしたサスペンションのような役割を果たしてくれます。なので低速で巡航しているときでも安定してくれます。そしてこのフレームが力を発揮してくれるのは下り坂です。下り坂のカーブですごく踏ん張ってくれるので、いつもよりハイスピードで走れます。またスプリントをかける局面でも踏ん張りがきくので自転車が暴れません。反応性はそれほど良くないのでキビキビしたバイクでダンシングをしたい人にはお勧めできませんが、バネ感の強いフレームのしなりを利用してダンシングをすると良く伸びるので、とても楽しかったです。乗っていてもそれほど脚に来ない自転車でした。

MERAK EVOLUTION各部のアップ実車写真


2012年モデルは完成車のみの販売になるメラクです。	斜め前方から見るとこのように見えます。	斜め後方から見るとこのように見えます。	溝の入った独特な形状のトップチューブが特徴的です。

ダウンチューブは四角い断面の極太のものがついています。	極太のダウンチューブの途中からシフトワイヤーが出てきて、チューブの凹んでいる部分に沿って通ります。	ちなみに１つ前の写真でダウンチューブの途中から出てきたシフトワイヤーは、ヘッドチューブからフレーム内に入ります。	ヘッドは側面から見るとかなり太いのがわかります。しかしフレームが極太な割には硬すぎないバネ感が強いフレームです。

バックフォークはトップチューブの延長が下方に弧を描くような形状をしています。	カンパニョーロの2012年新作ホイール「バレット」です。カーボンとアルミの混合ディープリムホイールで、ブレーキの当たり面がアルミなので毎日使えます。	ハンドルはドロップ幅の小さなFSA製のOMEGA COMPACTハンドルがついています。	メインコンポはカンパニョーロアテナ11sです。比較的低価格でカンパニョーロの変速性能をお試しできます。

リアディレイラーは11段変速です。エンド周りが赤色になっているのがオシャレです。	クランクはカンパニョーロアテナです。50/34Tのコンパクトクランクなので、ロードバイク初心者でも安心です。	ブレーキキャリパーもカンパニョーロのアテナがついています。タイヤはビットリアのルビノプロです。	サドルはセライタリアSLサドルのデローザ特別仕様がついています。