2013年 BMC ROADBIKE GF01
(ビーエムシー ロードバイク ジーエフ01)

BMC GF01 ULTEGRA
カラー：ライムグリーン
定価￥420,000

BMC GF01 ULTEGRA Di2
カラー：チーム(レッド)、ステルス(ブラック)
定価￥525,000

BMC GF01 DuraAce Di2
カラー：ステルス(ブラック)
定価￥861,000

BMC GF01 フレームセット
カラー：ステルス(ブラック)
定価￥346,500

サイズ/48, 51, 54, 56

●コンフォートバイクという選択
最近よく聞くようになったコンフォートバイクとは、「楽に乗る」事により結果的に「早くゴールにたどり着ける」事を目的にしたロードバイクです。こういった自転車が作られるようになった背景には春にヨーロッパ北部で行われる「北のクラシック」があります。１日に250kmもの距離を走り、コースの中に古い石畳や未舗装路が組み込まれているクラシックレースは、体への負担が大きいため、勝つためには自転車が体への負担を減らす事が必要となりました。
そのため、ヘッドチューブを長く、トップチューブを短くして、上体を起こして乗れるように工夫を施し。
地面からの振動や衝撃をフレームが吸収するような設計を行ったのです。

●街乗りからヒルクライムまで活かせる性能
そんなクラシックレースに特化したバイクがGF01なのですが、楽な姿勢で自転車に乗り、路面からの突き上げや振動を気にしなくて良いというのは、アマチュアライダーにとっても良い事です。週末にロングライドを行う時、楽な姿勢で自転車に乗れると、長距離走っても腰や背中へのダメージは小さいです。
また、振動や突き上げを軽減してくれるため、街乗りにも向きます。
そして、上体を起こして自転車に乗ると、呼吸も楽なため、ヒルクライムなんかにも向きます。
そんなオールラウンドに使える優しいレース用バイクがGF01です。

●実際に試乗してみて
この自転車も結構ガッツリと試乗をしてきました。舗装路を走る時は完成車のタイヤ幅が28mmという事も手伝い、マッタリしすぎている感はあったのですが...。アスファルトが割れているような道路や未舗装路、河原の草原等やぬかるんだ道などを走り回ってみると、振動減退性能の恩恵を感じられます。
ロードバイクに乗っている感覚だと、跳ねてしまうかと体は身構えるようなシチュエーションでも、思いのほか自転車は安定してくれていました。後、フレーム重量自体も54サイズで995gと軽量で、上り坂でもアドバンテージを感じました。
フレームは振動吸収性が高いものの、横剛性はしっかりとしていて、上り坂でアタックをかけたり、下りで車体を寝かしたりしても、不安定になったり脚に変な負担がかかったりはしませんでした。レース用バイクといえます。