2016年 PINARELLO DOGMA K8-S Still US...NOBODY LIKE US. Collection
(ピナレロ ドグマ K8-S Still US...NOBODY LIKE US. フレームセット)

●サスペンションを搭載した石畳用決戦バイク
2015年4月に開催された「ツール・ド・フランドル」で、チーム・スカイが「DOGMA K8-S」をデビューさせました。このバイクには、ジャガーと共同開発した新しい軽量サスペンション・システム（DSS 1.0, Dogma Suspension system）と、フレキシブルなフラット・カーボン・チェーン・ステー（FLEXSTAYS邃｢）が搭載され、リア・トライアングルに革新的なサスペンション・ピボットを創り上げることで、悪路での快適なライディングを実現しています。チーム・スカイへ供給する革命的バイク「DOGMA K8-S」開発の為、自動車 産業界をリードするジャガーが私たちに振動解析に関する専門的知識や技術を提供してくれました。

「DOGMA K8-S」は、単体重量がたった95gしかない軽量サスペンション・システム（DSS 1.0, Dogmaサスペンション・システム）と、革新的なピボットポジションを生み出すフレキシブル・フラットカーボン・ステー（FLEXSTAYS邃｢）を搭載しています。これにより、パーフェクトなライディング・コンフォートを実現、そして快適性の向上だけでなく、荒れた路面やコーナリング時におけるリアホィールの路面追従性も向上させ、ライダーが生み出すパワーを余すことなく路面へ伝える事に成功しています。これらの効果が相乗し、すばらしいダウンヒル性能を発揮、安全に早く下ることが可能となりました。そして従来は制限があったヘビーウェイトなライダーにも対応、体重100kgを越えるサイクリストにも安全にロードライディングを楽しんでいただけます。
サー・ブラッドリー・ウィギンスはDOGMA K8-Sをテストライドし、そのパフォーマンスを"これはゲームチェンジャーだ"と賞賛しました。

実際に試乗しました。乗り味はとても優しいです！！しかしバックフォークの優しさだけでなく、フロントフォークから伝わる振動もほとんど不快には感じません。このバイクはチェーンステーを大きく横扁平させているので、路面からの突き上げによりバイクが上下には撓るのですが、加速する時にフレームにつたわる「ネジれ」に対して撓るような事はないので、急な上り坂を全力で踏んで登るような時でも、サスペンションが動いて力が逃げてしまうような印象は受けませんでした。乗り味はドグマF8に良く似ていて、非常に扱いやすい自転車です。上体を起こしたポジションを出しやすいので、ロングライドやヒルクライムにも対応しています。