フレームのボリュームからもわかっていただけるように少々オーバースペック気味のフレーム本体に価値があると言わざるを得ないのです。「XENONが付いているから」とか同価格で「ビアンキにはVELOCE 10が」とか「キャノンデールのR600が」等と考えてはダメです。そこはこのバイクが「ピナレロ」のバイクだからです。

ピナレロのロードバイクは大体超軽量フレームというのではなくてそのフレームのしっかりした造りや圧倒的な迫力と存在感、それとイタリアのメーカーらしい「美しさ」が見られますし「20万円以下のバイクでもこのくらいのバランスの取れた良い物が作れる」というピナレロの自信を感じさせます。良く考えてみるとこの日本の中に「どこのバイク乗っていますか？と聞かれて「ピナレロです」と答える事が出来るのは一体何人くらいいるのでしょうか？かなり少ないんでしょうね。この全身を「ピナレロ」のロゴで覆われた「アングリル」に乗ればその中の1人になる事が出来ます。