名作「BURAsl」が2016年にフルモデルチェンジ
●リブ形状追加、再設計により710gの超軽量性と剛性を獲得
フレーム重量710gという部分ばかりが注目されがちではあるが、「BURAsl」の設計思想は「軽量化のためにレースバイクとして必要な剛性、耐久性は犠牲にしない」である。
超軽量だからといってそれに甘んじることなくレースバイクとしての性能向上に余念がないのである。
「軽量なだけでは、戦うバイクとは言えない」
開発者がそう叫びながら妥協することなく確固たる信念で作り上げた「New BURAsl」をぜひとも体験してほしい
●このバイクには試乗しました
BURA SLには試乗しました。まず腰を浮かして踏み込んで加速していくのですが、前のBURA SLと比べて「踏んだ感」があるので、踏み込みの感覚はつかみやすいです。旧モデルは強く踏み込むと、ペダルがストーンと落ちるような感覚だったのですが、新モデルはフレームが撓りながらも最後には脚の力をフレームで受け止めてくれます。
ある程度スピードに乗った所で、重めのギアを回して巡航していくと、バイクのBB周りは若干左右にしなっている感じはあるものの、「ロス」はあまり感じず!!踏んだ分だけ回した分だけ進んでくれます。
登り坂では本領発揮です!!シッティングで淡々と回していたのですが、その時の乗り味は旧モデルに近く、脚の負担を感じずにペダルがクルクル回ってくれます。数段ギアを軽くして走っているのかな?と思ってしまうような感覚です。
一方、ダンシングの乗り味は旧モデルと少し違っていて、BB周りが撓りながらパワーを受け止めてくれるような感じなので、若干脚に負担は感じますが、その分良く進んでくれます。乗り味はパリっとはしていないのですが、かといってバネ感があるわけでもなく...。踏み味に「粘りがある」という印象です。下り坂での安定感は抜群!!軽量バイクとは思えないくらい安定してくれます。
最後にスプリントをかけてみました。バイクが軽い分、少し暴れがちではあるものの、旧モデルと比べてペダルから伝わるパワーをフレームが受け止めてくれるので、平たん路のスプリントでもしっかりと加速してくれます。
旧モデルは山岳専用バイクのような印象のモデルでしたが、新しくなったBURA SLは山岳に軸足をおいたオールラウンダーという印象に変わりました。流石にクリテリウムに使う事はおススメしませんが、ヒルクライムだけでなく、アップダウンの多いコースで開催されるロードレースやエンデューロでも十分活躍できますし、アタック合戦やゴールスプリントにもからめる、そんなバイクです。
BURA SL(ビューラSL)各部のアップ実車写真
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新しくなったBURA SLアルテグラ完成車です。 |
物凄く細身なバックフォークです。 |
ヘッド周りとフロントフォークはまずまずの剛性感です。 |
フレームセットないしはDuraAce完成車に採用されているカラーです。 |
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こちらの機種にはペダルが付属しておりません。ペダルはこちら
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